中宮寺
2007年 08月 30日
ここには有名な弥勒菩薩半跏像があります。
あのニヤリ・・・と笑ってるやつね。
え?
ニヤリじゃない??
はいはい。
アルカイックスマイルですともよ。
過去に火災にあっているので、仕方ないのかもしれません。
本堂は池の真ん中に建っているのですが、階段をのぼり本殿へ向かいます。
真ん中にその像は座っています。
ふふっ。
あ、これは私の笑いじゃなくって、弥勒菩薩半跏像の笑みね。
本当にこんな感じで笑ってるの。
お姿は真っ黒で、何で出来ているのかと思ってたら、木造ですよ!
蝋燭だとか、線香などで、すすがついているみたいです。
その弥勒菩薩半跏像の横には、神仏習合で日本で創造された雨宝童子像が立っています。
これがね~~凄く気になってたんです!!
なんともいえない、ゾクっと感が漂ってるんですよ。
こいつ・・・只者じゃないぞ。
って一目で感じる!
小さいんですけど、凄い存在感を醸し出していました。
見えにくいですけど、行った時はチェックしてみてください!
そしてもう一つのお宝は・・・天寿国繍帳残闕
皇子と皇子の母である穴穂部間人皇女の死を悼んで王妃橘大女郎が多くの采女らとともに造った刺繍、曼荼羅です。
おお~~~!!
ここでも日出処の天子が頭をよぎります。
本当に橘大女郎が作ったの??って思いますが・・。
あ・・それは漫画の中の話でしたね。
法隆寺と比べると、こじんまりしてて、短時間で拝観できるんですけど、ここにはここにしかない空間がありますね。
本堂でまったりしてしまいました。
by hime_religioso
| 2007-08-30 22:55
| ・斑鳩