二月堂・お水取り
2007年 03月 14日
春を呼ぶ奈良の伝統行事といえば、東大寺二月堂のお水取りです。
今までテレビでは見たことがあったのですが、実際に見たことがなかったので、奈良に行って体験してまいりました~~!!
私は、6時過ぎに、二月堂に到着。
二月堂の下あたりでは、すごい人がひしめきあっていましたが、まだまだ余裕のスペース。
適当に、見えそうなところへ立って待っていることに。
右を見ると、三脚を構えたカメラマン?達が、いっぱいおられました。
待つこと50分。
いよいよライトが消されます。
すると、左から、お松明を持ったお坊さんが、階段をゆっくりと上っていきます。
あまりの炎の大きさに、驚き、観客からも歓声があがっていました。
大きな大きな松明をお坊さんが一人でもって、火の粉が他の建物へ移らないように、もう一人のお坊さんが竹箒で掃いて、一緒に上って行きます。
壇上にあがってくるまで、一瞬炎による明かりが消えますが、二月堂の天井に赤々としたものが迫ってきます。
あっと思ったら、壇上に到着。
私、もうこの時点で目頭が熱くなり、思わず涙してしまいました。
冬の寒い漆黒の闇に、生きているかのごとく炎が舞う。
その圧倒的迫力の炎の舞と、お松明を一人で支えるお坊さんと、これらの伝統行事を千年以上も欠かさず守ってこられた、東大寺のお坊さんたちに感動しました。
お水取りといっても、これは「魅せるパフォーマンス」だと勝手に認識していたのですが、実際に見て、違うんだということを、痛感しました。
特に、お水取りに対しての知識があるわけではないんですが、ただただ、「綺麗」と言って見れない”何か”がここにはありました。
これ、季節が夏だったら、お祭のように捉えられたかも知れないんですけど、「お祭」とも違うものでした。
お坊さん一人ひとりの思いが感じられる、松明の振りで、どれも感動的でした。
特に、端から端までを一気に駆け抜ける動きには、ことさら感動しました。
今までテレビでは見たことがあったのですが、実際に見たことがなかったので、奈良に行って体験してまいりました~~!!
二月堂の下あたりでは、すごい人がひしめきあっていましたが、まだまだ余裕のスペース。
右を見ると、三脚を構えたカメラマン?達が、いっぱいおられました。
待つこと50分。
あまりの炎の大きさに、驚き、観客からも歓声があがっていました。
大きな大きな松明をお坊さんが一人でもって、火の粉が他の建物へ移らないように、もう一人のお坊さんが竹箒で掃いて、一緒に上って行きます。
壇上にあがってくるまで、一瞬炎による明かりが消えますが、二月堂の天井に赤々としたものが迫ってきます。
私、もうこの時点で目頭が熱くなり、思わず涙してしまいました。
その圧倒的迫力の炎の舞と、お松明を一人で支えるお坊さんと、これらの伝統行事を千年以上も欠かさず守ってこられた、東大寺のお坊さんたちに感動しました。
特に、お水取りに対しての知識があるわけではないんですが、ただただ、「綺麗」と言って見れない”何か”がここにはありました。
特に、端から端までを一気に駆け抜ける動きには、ことさら感動しました。
by hime_religioso
| 2007-03-14 22:48
| ・奈良公園・奈良町